フスマの向こうに誰かがいる 【２】

注：フスマの向こうに誰かがいるからお読みください。



実は、２，３年前にも同じことがありました。

その時は、物音で目が覚め、

母親がベランダで、昼間に干した洗濯物を取り入れているのだと思って、

再び眠りに入りましたが、

翌日、確認すると、母親は夜、ベランダへは行ったものの、

私が目を覚ました時間とズレていて、

「なんや、おかしいな～」と思いつつ、そのままになりました。



そして、今回、再び、確認する機会が訪れたのです。


私は耳を澄まし、音を確認することに集中しました。


ひとりでに鳴るリン 事件？にしても、運転者の肩を叩く幽霊事件にしても、

理由が解明できれば、「な～んだ」と思うような出来事が多かったので、

この「もしかすると、目前に恐怖？幽霊？が訪れているかもしれない状況」

「フスマの向こうに侵入者がいるかもしれない緊急事態」を、

めいいっぱい堪能しよう。

この宙ぶらりんな、緊迫？した状況を十分楽しもうと思ったのです。


で、やはりフスマの向こう側から、

ズルッ、ズルッ、

と音が聞こえます。



to be continue・・・・・・